歯間ブラシのパッケージで困っていること
こういうケースに入って売られている歯間ブラシ、皆さんのおうちにも1つ2つあるのではないでしょうか。
私が愛用しているのは、白のドラッグストア発の1号サイズ・極細タイプ。この縦開きのプラスチックケース、透明素材で残量が一目瞭然。よくできています。
ところが、開閉に関してはちょっぴり使いにくい感じなんです。というのもこの容器、ブラシを収めやすいように溝の凸凹が付けられているんですが、開閉にチカラが要りケースが跳ねるため、中身が散らばって大変なことになります。
この現象、子供のころよくやった色鉛筆の散らばりに近い感じ。溝に色鉛筆をすべて戻さなければ、フタが閉まらないというアレです。
この容器も同じ具合。しかも私の身内は皆大雑把で、急いでいる時には上のような適当な状態でもとに戻されているんです。これが地味にストレス。片づけるのはいつも私なもので…(涙)。
使っている最中の歯間ブラシは基本1本なので、このとおり保管がラクですが(上のは100均歯ブラシスタンド)、新しいものを取り出すときが毎度問題です。日々のことなので、もうちょっと便利に開閉できる入れ物が欲しいなぁ…。
というわけで、未使用の歯間ブラシ用の専用ケースをDIYしてみました!
開閉しやすい容器ってどんなカタチ?
横収納もいいですが、個人的には縦収納が好きです。なので、ブラシをスタンドして収納できる容器が欲しいところ。
「100均にいけば、いくらでもケースなんてあるのに」と言われそうですが、さいきんは再利用DIYが趣味になってきており、「簡易ケースくらいは手近なものでDIYしてしまおう!」という気持ちに傾いています。
ちなみに歯間ブラシは衛生的に保管したいので、フタ付きの容器がいいなぁと家の中を探したところ、程よいものが見つかりました♪
これです。つまようじの容器。
半透明で残量が分かりやすく、程よい高さ&大きさで申し分ない感じ。
さっそくブラシを入れてみたところ…
残念なことに、中で倒れて埋もれてしまいました。本数が少なすぎるんですね。ぎゅうぎゅうに詰まってれば自立してくれるんですけどね^^
というわけで、間仕切りをDIYすることにしました。
直径は5,5cm弱。このサイズに合わせて…もとのプラケースで十字型の間仕切りを作ることにしました。
どうせゴミになってしまうものなので、廃材リサイクルの気分でこんな板を2枚作りました。(なんとなく上辺を山切りカット)
当初のプランでは、それぞれ上下タテ方向に切れ込みを入れ、互い違いの差し込み式で十字形を作ろうと考えていたのですが、このプラスチックが思いがけず硬くてうまくいかず断念。
やむなく、ちょっといびつですが、メンディングテープで作りました。
上からみるとこんな感じです。
さっそく収納してみると…倒さずに収納できました♪
間仕切りの見た目はテープだらけでキレイではありませんが、フタをすれば分かりません。これにて完成です♪
ブラシはつまようじほどに長さがないため、フタが深く閉まり丈が短くなって、とってもコンパクトになりました。
今回のDIYまとめ
今回は規模が小さくて<DIYと呼べるかどうか>というレベルでしたが、いずれゴミと化するもののみで作成できたのは有意義だったと思います。
たまたまキッチンに器となる素材が見つかったからよかったものの、程よい素材が見つからないときは1からDIYしなくてはならないので、今回はラッキーでした。
身内には今後、この容器に替えブラシを詰め替えてもらうよう頼んでみました。私の片づけの手間がこれで減ってくれるといいなと思います。
ただちょっぴり見た目がチープなので、このケースが傷んだら、次は家に余っているガラスの小さな器でDIYしてみようと画策中。
DIYは日常のちょっとした不便を解消してくれる楽しい作業。ふだんDIYに興味をお持ちでない方も、日々の暮らしの中で「ここが気になってるけど長く放置したまま」「効率悪いけど見て見ぬふり」という箇所に気づくこともあるでしょう。
今回のDIYなんて、小学校の工作レベルで事足ります。ただ<着手するかしないか>、それだけのことなのかもしれませんね。
達人レベルでなくても大丈夫。ちょっとした身のまわりの“気づき”から始めてみると、意外とDIYのハードルって高くないことに気づきます。
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