皆さんは、愛着のあるぬいぐるみをお持ちでしょうか?
いいオトナ年齢ともなると、「部屋にたくさんのぬいぐるみがある」という人は稀かもしれませんね。
ところが、いいオトナ年齢の私の部屋にはけっこうな数のぬいぐるみたちが集っています。
何年か前、一度は無理して大半を処分したぬいぐるみですが、時を経てまた別の顔触れが私の元へ集ってきています。しかも特大サイズです。
どれもこれもすごく可愛いので大切にしたい半面、困るのは飾る場所。あまり広くもない部屋なので、ますます手狭になってしまい困っていました。
我が家のぬいぐるみ事情
かつて小さい個体以外はすべて処分したはずが、またここへきて増殖しつつあります。
ですがこうしてみるとやはりどれも手放したくないくらいカワイイです。
懸賞で当てたもの、頂き物、UFOキャッチャー戦利品、ご当地キャラクターのお土産…。部屋のあちこちに無秩序に飾られたぬいぐるみを眺めていてふと「一ヶ所に集めて飾ればまとまりが出るかもしれない」と気づいた私、効率的に飾る方法をいろいろと考え始めました。
ぬいぐるみはどれもカラフルで、いいトシの女性の部屋にはインテリア的に不向きなもの。
ですが、収集癖のある大人も最近では珍しくありません。「恥じることはない、堂々と飾り付けてみよう」。そう思い直すことにしました。
部屋を見渡すと、先日片づけたばかりのタンス上スペースがまるっと空いています。
「サイズに統一感のないぬいぐるみをここに展示するとすれば…」と考えた末、段差、つまり棚を作って飾りつけることにしました。
しかしいずれ買い替えるこの古いタンス。「ガッツリ作りつけるのもどうだろう」と思い、よくDIY雑誌で見かける<板+脚>の組み合わせで簡易棚的なものを作成することにしました。
そして向かった先は100円ショップ
こちら、最寄りのダイソーに置いてあるメッシュのワイヤーネット(¥200)。
DIYではおなじみの素材です。100均にはほかにもMDF板やパネル板などさまざまな素材がありましたが、あまり重い板を高いところに設置したくない(地震対策のため)ので、この比較的軽量なメッシュワイヤーをチョイスしました。
タンス天板の1/3ほどに当たる大判サイズ(約62×40cm)。ぬいぐるみはそんなに重いものではないので強度は充分そうです。シルバーやブラウンなどカラーを迷いましたが、清潔感のあるクリームホワイトにしてみました。耐荷重は約3kg。
またこのネットを支える脚として、同じくダイソーの発泡スチロールのレンガ型ブロックを2個用意しました。
1つ200円の最大サイズのもの。耐荷重はなんと60kg。片手で持てるほどの超軽量仕様で、工作やDIY用品として大人気の商品です。
ワイヤーネットをきっちり固定するべきか迷いましたが、このスチロールブロックは面への強度はしっかりあるものの、点による圧には非常に弱いという特性があります。
ですので、金具などでの固定はやめて、テープで留めるのみにしようと思います。ぬいぐるみ自体も軽量なので、万一落下してもケガの可能性はないでしょう。
どう飾るか?試行錯誤
およその設置イメージをいろいろ試す私。
「小さなぬいぐるみは下の段に置き、上の段には目立たせたいアレを置こう」などと脳内シミュレーションを繰り返します。
下から見上げてもぬいぐるみ同士がある程度重ならないよう配置したいものです。
そして、飾り付け位置の調整を開始。
こんな感じ(かわいい…!)。
こまごまとしたものが下の段にすっぽりと程よく収まり、上には巨大な3体を並べてシンデレラ・フィットさせてみました。いいオトナ年齢の私、嬉々としてぬいぐるみを並べていきます。
ただ、脚にした発泡スチロールのレンガ感が目立つので、さらに翌日ダイソーへ通い、インテリアシール(白の木目調)を調達してきました(¥100)。
裏側に罫線が入っていてカットしやすい仕様。
ただ全面貼りするとシールが足りなくなることに途中で気づき、見える面のみにとどめました。
できあがったブロックを置いた図。一見白木のようにみえます。
メッシュ素材の板を選んだのも正解だったかもしれません。
なぜなら下からこうして見上げた時に、ぬいぐるみが透けてみえるからです。そして圧迫感も少なく、ぬいぐるみにとっても風通しもよさそうです。
こうしてぬいぐるみ専用スペースが完成
今まで部屋のあちこち(ベッドサイドやソファなど)に散らばっていたぬいぐるみが一ヶ所に集まり、まとまった展示スペースとなりました。
きれいに整列したぬいぐるみ類は重なりあうことなく、一覧で見渡せるようになって満足です。
ぬいぐるみ収納DIYにはほかにもさまざまな方法があります。
たとえば壁面にこのネットワイヤーを立てかけてぬいぐるみを吊る方法や、ネット状の袋にぬいぐるみを詰め込んで吊る方法などなど。
今回はほかにハンモックによる収納も考えましたが、壁に穴を開けたくないこともあり、ぬいぐるみも大きめなことから、今回は据え置き棚タイプを選んでみました。
次にやってみたいDIYは、ぬいぐるみを透明の袋に入れて口をリボンで縛り、ラッピングのようにして飾る方法。大事なぬいぐるみをホコリまみれにすることなく、かわいく飾ることができそうなので、次の機会にぜひトライしてみたいと思います。
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